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土曜 日本語クラス ニュースレター 3月号

1: クラスⅠ
2: クラスⅡ
3: クラスⅢ
4: JFL 
5: 低学年
6: 中学年
7: 高学年
8: 中学校

クラスⅠ

フラッシュカードを読むことが大好きな子どもたちです。
カードをめくる度に大きな声で読んでいます。
1回目はカードに出てきたひらがなを読み
2回目はそのひらがなのつく言葉を発表しています。
「◎の付く物は何かな?」と問いかけると、一斉に手を挙げて沢山の言葉を発表してくれます。
出て来た単語は全て黒板に書いて読んでいます。
自分の名前と同じ文字を見つけては「◯○○の名前といっしょ!!」と、
嬉しそうな顔をしている子どもたちです。
書いてひらがなを覚える事も大事ですが、まずは、一文字ずつしっかりと声に出して読み、
そこからいろいろな言葉を増やす時期です。
使っていく事も大事にしていきたいと思っています。
【担任 中武】

クラスⅡ

カタカナの学習を、先月に引き続き行っています。
どんな時にカタカナで書くのか、自分の身近なところからの言葉探しを
ゲーム形式で楽しんでいます。
お友達の名前や、食べ物の名前など、
たくさんのカタカナの単語が出てきてゲームは毎回エキサイトしています。
ひらがなと、カタカナの混じった短い文が読めるようになることが目標です。
カタカナは、ひらがなに比べて使う頻度が少ないので定着しにくいので
繰り返し練習していきたいと思います。
また、ひな祭りの行事を行うことで日本の文化に親しみたいと思います。
ひな祭りの行事を通して日本語の言葉の世界を広げていきたいと思っています。
【担任 大関】

クラスⅢ

折り紙でひな人形を折り、ひな祭りのことばを習って“ひな祭り”の行事を終えました。
ひきつづきカタカナの習得をめざし、挑戦を続けています。
今月からは、文を書く練習を始めました。
「いつ」「だれが」「どこで」「どうした」の基本に添って
文作りゲームを楽しんでいます。
4月からはアサヒ学園に入学する子供達にとっては、最後のここでのクラスです。
かけがえのない日々を過ごさせたいと願っています。
【担任 梅畑】

JFL 

2月は、レストランをテーマに食べ物の名前・注文の仕方などを学びました。
レストランメニューには、カタカナで表記するものが多く、
カタカナの勉強にもなりました。
3月も引き続き、カタカナの勉強をしていきます。
和製外国語だけでなく、物音や動物の鳴き声などもカタカナ表記が多く使われています。
これらは、アメリカ人と日本人のListening の違いが顕著に出ますので、
私にとっても大変興味深く、楽しみな授業の一つです。
【担任 山田】

低学年

2月から“くっつきのを”や“は”などの学習に力を入れてきましたが、
第一言語が確立された後(ハイスクール以降の第二外国語としてのジャパニーズ学習)
であればまだしも、低学年クラスの児童が説明を聞いただけで身につく内容ではありません。
これからも、ゲームや音読の中で助詞の学習を継続していきます。
各ご家庭ごとにお求めのジャパニーズのレベルは様々ですので、
御要望には個別に対応します。御質問などは、626-723-4187にお電話ください。
授業の詳細は下のブログで公開中です。
http://sakamotosanchi.spaces.live.com
今年度は会場の都合で3月の学習発表会がなくなりましたので、学習参観に替えます。
3月の授業時間いつでもオープンにしておきます。
教室入り口のノートに参観日時と保護者氏名とEメールアドレスを御記入のうえ、
教室の後ろで静かに参観してください。
【担当:坂本】

中学年

2月前半は、食べる道具について簡単に勉強し、
2月中旬からは、パン作りプロジェクトに取り組んできました。
実習前授業では、パン作りをしているジェスチャーをしながら言葉も一緒に予行演習し、
材料の分量計算にもチャレンジしました。
実習当日は、縦割り班で協力しながら作業を進め、全員にパンをこねてもらいました。
家で焼くのが宿題だったのですが、味のほうはいかがだったでしょうか。
実習の後は、パン作りについての作文をし、
できあがった作文を毎週の音読練習用に使っています。
ちなみに、1月中旬から2月中旬まで続けていた「アメリカの食卓」の
手紙作文の音読に関しては、各自のレベルで随分上達し、
多くの子供がスラスラ読めるようになっていました。
音読練習の宿題にご協力くださいましてありがとうございました。
「パン作り」の作文音読練習もこの調子でよろしくお願いいたします。
最後に、宿題についてお知らせがあります。
希望がある場合には、(私との)交換日記や読書レポートの宿題を
個別に追加で出すことが可能です。
ご興味・ご質問などありましたらご相談ください。  
【担当:シュリッカー】

高学年

先月は、『ハングリープラネット』のアクティビティとして、
小学部中学年、中学部と合同でパン作りのプロジェクトを行いました。
子供たちが選んだパンは、エジプトの『エイシ』でした。
4人ずつの班に分かれ、先生の手を借りずに作りました。
小麦粉、塩、イースト菌にぬるま湯を加えてこね、しばらく発酵させたものを、
家に持って帰り、焼きました。
この原稿を書いている時点では、結果が分からないのが残念ですが、
おいしかったことでしょう。
今年は学習発表会がありませんが、別の形での発表を予定しています。
高学年の生徒の多くは、日常生活の中で日本語を話す機会が少なくなっています。
この機会を、「話す」練習に生かしたいと思っています。        
【担任:宮島】

中学校

79.31ドル、2.62ドル、20~30%、45%。これは何だと思われますか。
はじめの2つは、日本とブータンの一人当たりの一週間の食費です。
次の二つは、「非常に幸せ」という人の割合です。
ハングリープラネットの学習を通して、物が豊かな日本では、
人は必ずしも幸せとは感じてはいず、逆に食べるものも極端に限られるブータンでは、
非常に幸せだと感じる人がとても多いことがわかりました。
また、日本では、「お金が何より大切だ」と考える高校生が
アメリカやその他の国の高校生と比べてダントツに多いこともわかりました。
今月は「豊かさってなんだろう」ということを、
いろいろな統計資料を使って、子ども達と考えていきたいと思います。
【担任:ダグラス】